幼児ひな祭り工作


大竹です。幼児クラスではひな祭りに向けてお雛様の絵と工作をしました。お絵描きの方では、いつもはペールオレンジを使って肌の色を塗っていましたが、お雛様たちは白粉でお化粧をしているので(実際はお雛様には胡粉が使われているそうなのですが、平安時代の女性は白粉で化粧をしているそうです。)真っ白い顔なので今回は色を塗らず白いまま。昔の人は目が細くて口も小さくてまんまるな顔が美人だって言われていたんだよ、だからお雛様もそういう顔をしているよね、と説明するとええ〜?かわいくないよ〜!と言う反応が。幼児にそう言われると、より美しさの基準の変化をダイレクトに感じますね。眉も眼もすごくほそーく、髪は全部後ろにまとめて大きく見せているからカマボコみたいな形で描いてみようか、着物は十二単を着ているから色々な色を使っていこうね、といった指導をしながら描いていきました。
お絵描きの後は工作です。紙皿を半分に切り、千代紙をちぎって貼り付けて着物の柄にしていきます。画用紙にさっきのお絵描きで練習したお雛様の顔を描いてハサミで切り、髪飾りや尺、扇も作ってペタリ。最後にぐるっと紙皿を丸めてホチキスで止めれば出来上がり!可愛らしいお雛様が完成しました。
ちなみに、お雛様の男女の置き方の左右は地方によって違うそうなので、今回はどちらでも良いとしました。

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