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11月, 2020の投稿を表示しています

王様がいっぱい!

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大竹です。幼児クラスでは、王冠と王様をテーマに紙工作とお絵かきを行いました。まず10分お絵描きで王様になった自分を描きます。王冠を被り、杖を持って、赤いマントを着けています。王様はどんな仕事をしているのかな?と聞くと、「座ってるしごと?」「パーティーをする仕事!」と言った声があり面白かったです。王様は国で一番偉くてお金を沢山持っているから、そのお金を使って国民を助けたりより良く暮らせるように色々考えるのが仕事だよ、と話すと王様になりたい!と言っていた子も「大変そうだからやめようかなぁ…?」となってしまう子もおりました笑。 お絵描きの後は好きな色紙を使い冠作りです。原型をハサミで切っていく作業が少し苦労していましたが、形ができたら楽しい飾り付けです。アルミホイルやキラキラシール、折り紙などを使用して豪華な王冠にしていきます。最後はリボンをつけて頭に装着して完成!沢山の王様が誕生しました。          

大人クラス増設のお知らせ

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  油彩 長沼さん 大竹です。現在アトリエの壁を彩っている多くの作品は長沼さんのものです。毎週幼児や小学生たちが新しい作品や内容の変化を楽しんでいます。 珊瑚色の壁と青を含んだグレーの道の組み合わせが目を引きます。手前から3つ連なっている扉の枠に注目してみますと、ただのっぺりと同じ色を塗っていくのではなく、下地の色をのぞかせたり、上から掠れるように絵の具を乗せていたりと経験による技術が伺えます。また奥の建物は白く霞ませ、街並みも奥は青みがかった色を乗せる事で遠近感をしっかり描いていますね。奥にあるものを濃く描いたり絵の具をのせすぎてしまうと、全体が重く息苦しい印象になってしまう事もあります。そのバランスもしっかりと取れているので、鑑賞した時に自然と奥へと視線が向かってくれますね。 長沼さんは長く制作を続け油彩にも慣れていらっしゃる方なので、私もアドバイスする際「ここの色が重すぎるのでもっと軽く、ここは描写が弱いのでもっと密度を高めて、この辺りはもっと優しく…」と、つい抽象的なフワッとした指示になってしまいます。そんな言い表しにくい要素でも、長沼さんはこちらの意図をしっかりと受け取って反映して下さいます。 さて、現在大人クラスは長沼さんが在籍される土曜日クラスと日曜日クラスとなっておりますが、来月4日より金曜日19:00~21:00のクラスを増設致します。新規のお申し込みの他に、在籍されている方の曜日の変更はもちろん、チケット制の方もご利用いただけますのでご相談ください。

皆さんの趣味はなんですか?

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  大竹です。上記の写真は私の家の出窓です。私は鉱物収集が趣味でして、コロナ流行前は3〜4ヶ月に1度ミネラルフェアに行っては鉱物を物色しており、大学での制作も、鉱物を題材にして描いていました。最近は人が多く集まる場所へ行くことをなるべく避けているので行けていませんが、部屋にあるコレクションを見ては癒されています。絵を描きたいけど、何を描いたらいいか迷う・分からないという方も、こうした収集しているものやいつか欲しいものなどを描いて見ても良いのではないでしょうか?

お針子ちくちく

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  大竹です。クレヨン画も終わり、11月よりお裁縫の授業がスタートしました。私が勤めている他の教室で今は靴下でトナカイのリースを作っている事を話したところ、「私たちもやりたい!!やって!!裁縫やりたい!!」と熱烈なリクエストがあった為急遽パステルでもトナカイリース作りが始まりました。土曜クラスは現在全員が1年生ですが、みんなスイスイ縫い進めています。最後の玉止めは講師が手伝っておりますが、基本的に縫うのは自分でやってもらっています。クリスマスに向けて頑張りましょう!

前を向いて横を向いて…

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  大竹です。先日幼児クラスでは人物の練習をしました。 まずは正面の顔と横顔!前を向いた時と横を向いた時は何が違うのかな?耳の位置はどうかな?目の数はどうなってるかな?お口はどこにあるのかな?と自分の顔の写真をとって見たりしながら描いていきました。「顔だけならもう教えてもらわなくても描けるよ!」と長くアトリエに通っている子は自分一人で描き切っており感動しました。 顔が描けたら次は全身です。腕の長さや体の大きさ、足の長さなどに気をつけながら正面と横の2枚を描きました。横向きの絵はワンちゃんを散歩させています(ワンちゃんの元気が良すぎてなんだか空を飛んでしまっていますが、ご愛嬌!)80分の中で3枚も絵を描いてヘトヘトになったかと思います、みんなお疲れ様でした!

味を想像しながら

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小学生クラスのクレヨン画で秋の野菜や果物を沢山用意していましたので、折角ならと幼児クラスでも秋の味覚を描いていました!小学生と同じ様に色を重ね塗りしていき、深みを出していきます。まだ柿を食べた事がないこが多く、どんな味がするのかな?と想像しながら描いていきました。 お絵かきの後の工作では、アルミホイルと粘土を使いオリジナルキノコを作っていきます。しいたけは地面からではなく、木から生えてくるんだよ!という話をしながら、好きな色を選んで絵の具を練り込み、ポップで可愛らしいキノコたちとその原木が完成しました。見るからに毒があるだろうと分かる見た目ですね笑  

クレヨン画で秋の味覚

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  大竹です。約1ヶ月ぶりの投稿となってしまいましたが、10月の小学生クラスのご報告をさせて頂きます。10月のカリキュラムは秋の味覚をテーマにクレヨン画をやりました!今回はベニヤ板を用意して、そちらに描いていきました。白い紙ではなくうっすら木の色が下地にあるので、塗り残しがあったとしても木の色が隙間から見えてくるのでクレヨンと相性が良いのです。 授業では描きたい野菜を3つ選ぶ時に、構図の取り方のポイントを3つ説明しました。 ・なるべく形や大きさの違うものを選ぶこと(同じ様なものばかりだとつまらない画面になってしまう) ・3つの野菜のうち、2つはくっつけること(密集と拡散でバランスをとる) ・野菜を手前と奥で距離を開けておく事(遠近感と画面のバランスのため) また、クレヨンは絵の具の様にパレットで色を混ぜることはできませんが、重ね塗りをして混植したり、指でぼかしたり、割り箸などで書いた部分を消したりと色々な事ができます。 例えば、かぼちゃは黄色→オレンジの順に塗った後、割り箸を削って作ったペンでオレンジの部分を削って種を描いていきます。(スクラッチという技法です) 柿もただオレンジ色をべたっと塗るのではなく、緑色を入れたり、茶色をぼかして入れたりするとよりリアルになる事を説明すると、じゃあキノコはペールオレンジも入ってるかも?ナスは頭が紫っぽい!と自分から気付いていく子もおりました。そのお陰で、みんな保育園で使っていた様な色数の少ないクレヨンでもここまで豊かな色合いを出す事ができました。 ぜひおうちに飾って楽しんでくださいね!