クレヨン画で秋の味覚
大竹です。約1ヶ月ぶりの投稿となってしまいましたが、10月の小学生クラスのご報告をさせて頂きます。10月のカリキュラムは秋の味覚をテーマにクレヨン画をやりました!今回はベニヤ板を用意して、そちらに描いていきました。白い紙ではなくうっすら木の色が下地にあるので、塗り残しがあったとしても木の色が隙間から見えてくるのでクレヨンと相性が良いのです。
授業では描きたい野菜を3つ選ぶ時に、構図の取り方のポイントを3つ説明しました。
・なるべく形や大きさの違うものを選ぶこと(同じ様なものばかりだとつまらない画面になってしまう)
・3つの野菜のうち、2つはくっつけること(密集と拡散でバランスをとる)
・野菜を手前と奥で距離を開けておく事(遠近感と画面のバランスのため)
また、クレヨンは絵の具の様にパレットで色を混ぜることはできませんが、重ね塗りをして混植したり、指でぼかしたり、割り箸などで書いた部分を消したりと色々な事ができます。
例えば、かぼちゃは黄色→オレンジの順に塗った後、割り箸を削って作ったペンでオレンジの部分を削って種を描いていきます。(スクラッチという技法です)
柿もただオレンジ色をべたっと塗るのではなく、緑色を入れたり、茶色をぼかして入れたりするとよりリアルになる事を説明すると、じゃあキノコはペールオレンジも入ってるかも?ナスは頭が紫っぽい!と自分から気付いていく子もおりました。そのお陰で、みんな保育園で使っていた様な色数の少ないクレヨンでもここまで豊かな色合いを出す事ができました。
ぜひおうちに飾って楽しんでくださいね!
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