きぬこ 中1 デッサン 油彩 大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、学生クラスのきぬこさんの作品です。小学生クラスの頃より通い、受験の為一度退会したのちに学生クラスへカムバックしてきました。 手のデッサンは初挑戦でしたが、見本を見てどの様に描けば良いか理解して描いていっていますね。中1の頃の私がこのデッサンを見たら悔しくて嫉妬していた事でしょう。勿論、まだ形に拙い部分はありますが、よく観察し妥協せず描かれています。かといって苦労を感じさせる様な泥臭さは感じさせず、スマートに仕上がっている様に思います。まだ色の幅(白〜グレー〜黒のグラデーション)が少ないので、鉛筆の濃さ全てを使い分けながら描いていきましょう。 油彩の方は自宅で描いていた物をアトリエで仕上げました。小学生の頃学んだテクニックを活かしつつ、中1のレベルアップした実力を発揮しています。瓶の輝き、少し乾燥した人参、ずっしり重みを感じさせるみかん、それぞれの質感をよく表現できています。背景のグレーも単調にならない様様々な色を少しずつ加え、フラットな画面ながら深みのある色合いとなっています。王道な油絵といった作品ですが、油絵の特徴と良さを活かした1枚ですね。是非今後も楽しみながら制作を続けていって欲しいと思います。
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