学生デッサン
左:マホ(高3) 右:ナツキ(高2)
現在学生クラスではデッサンに取り組む生徒が多く、日々モチーフとにらめっこしながら制作しています。左の手のデッサンは、桑沢の入学前課題のために取り組みました。まだ手のひらから手首につながるまでの描写が甘かった李、黒が強く固そうな印象もありますが、自分が持てる精一杯の力を出そうとしている姿勢が伝わってきます。より枚数を重ねていく事で、更なる発見と上達が見込めるでしょう。
右のナツキさんは美術系への進学ではありませんが、特待生のための自己アピールとしてポートフォリオを制作しています。このデッサンも、ポートフォリオに入れるために時間をかけてじっくりと制作しました。何よりもブロックの形に苦戦し、紙のエンボスが削れるほどに描き直しました。こちらもまだ形の狂いはありますが、ブロックの重さ、布のシワを追おうとする気概が感じられます。難しいモチーフが上手く描けなくても腐らず、今自分が持てる技術の限界を出していく事が重要ですね。
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