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3月, 2022の投稿を表示しています

自分のえほん

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大竹です。もうすぐ新学期ですね!幼児クラスでは、卒園&進級政策をかねて、自分をテーマに本作りを行いました。真っ白な4ページの絵本を用意し、まずは今の自分の好きな食べ物、嫌いな食べ物をそれぞれ描いていきました。好きな食べものは各自様々なものがありましたが、嫌いなものには殆どの子がナスを描いていたのが面白かったです。笑  そしてお次は楽しかったことと自分の宝物。楽しかったことについては、1人1人内容が違いますので、それぞれ講師が思い出を聞き出し、別の紙に手本を描いてそれを見ながら描いていきました。 表紙も豪華に名前入り!アルミホイルに折り紙を名前の形に貼り付けていき、切り抜いて表紙に貼ってみました。また、自画像の方も鏡を見ながら制作して貼っています。いつものデフォルメされた丸い目に三角の鼻ではなく、アーモンド型の目にまつげを生やし、鼻は2つの穴を描いて唇もきちんとリアルに追っています。 今回は盛りだくさんでしたので、2週間(中には3週間)かけてじっくり制作しました。 何年後かに、今回の絵本を見て過去の自分を振り返るキッカケになってくれたら嬉しいですね。  

エネルギー、放出!

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大竹です。2月のカリキュラム、オリジナル太陽の塔が完成しましたのでご紹介させていただきます。このなんとも不思議なエネルギーに満ちた造形物達、いかがでしょうか? 川崎出身の岡本太郎が、52年前に開催された大阪万博のシンボルとして設計した巨大な塔。そのインパクトは今もなお人々の心に残り続けています。小学生達からすると、自分や自分の両親さえもまだ生まれていない頃に作られたものになりますね。 太陽の塔には、4つの顔があります。てっぺんの黄金の顔、お腹の顔、背中の顔、今は埋め立てられてしまった地下にある顔…それぞれ、未来・現在・過去・人間のエネルギーを表しているそうです。 今回はこの太陽の塔を自分自身とし、自分の未来は将来、現在は今、過去は昔の思い出、をそれぞれオリジナルの太陽の塔で表現しようというカリキュラムでした。 最初は設計図を書き起こします。将来はどうなっているかな?今って、どんな気持ちでいる?昔はどんな人だったか?と、自分自身について思いを巡らせていきました。 制作に入れば、 形も色も自由!お金持ちになりたいっ!と黄金で塗るのもよし、昔友達と大げんかしたからと真っ赤に塗りたくるのもよし、音楽が好きだから音符を彫ってもよしと1人1人全く違った塔が出来上がっていきました。形も色も本家と全然違いますが、細長い体のてっぺんに丸い顔と左右に突起物があると不思議と太陽の塔が連想されますね。 自分自身を色や形で表現することは、大人でも中々難しいのではないでしょうか?子供達の作品を見ながら、どういった気持ちが込められているのか思いを馳せてみてくださいね。  

コロコロおひなさま

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大竹です。昨日3月3日はひな祭りでしたね!幼児クラスでは、2週かけてお雛様の人形を制作しました。丸めて湿らせた新聞紙に、糊を溶かした水を使いお花紙を貼っていきます。乾かした翌週は顔や飾りを制作し、ボンドでくっ付ければ、コロンとした卵の様なボディが可愛らしいお雛様の完成です。それぞれ顔や形、色の違いがあって面白いですね!張り子と似た作り方をしましたので、乾いた後はかなり丈夫な仕上がりになります。お雛様以外にも、色々と応用できそうな工作ですね。 お絵かきの方では毎年、お雛様の特徴的な細目におちょぼ口の顔を練習します。着物の色も各自自由に選択し、塗っているので非常にカラフルで華やかですね!十二単を表現するためにクレヨンセットの色を全部使う!と意気込んで取り組んだ子もおりました。 ちなみに、お雛様とお内裏様の左右の位置は、地域によって違うそうです。なので、今回のお絵かきでも左右はどちらでもokにしていました。