エネルギー、放出!





大竹です。2月のカリキュラム、オリジナル太陽の塔が完成しましたのでご紹介させていただきます。このなんとも不思議なエネルギーに満ちた造形物達、いかがでしょうか?

川崎出身の岡本太郎が、52年前に開催された大阪万博のシンボルとして設計した巨大な塔。そのインパクトは今もなお人々の心に残り続けています。小学生達からすると、自分や自分の両親さえもまだ生まれていない頃に作られたものになりますね。


太陽の塔には、4つの顔があります。てっぺんの黄金の顔、お腹の顔、背中の顔、今は埋め立てられてしまった地下にある顔…それぞれ、未来・現在・過去・人間のエネルギーを表しているそうです。
今回はこの太陽の塔を自分自身とし、自分の未来は将来、現在は今、過去は昔の思い出、をそれぞれオリジナルの太陽の塔で表現しようというカリキュラムでした。

最初は設計図を書き起こします。将来はどうなっているかな?今って、どんな気持ちでいる?昔はどんな人だったか?と、自分自身について思いを巡らせていきました。

制作に入れば、形も色も自由!お金持ちになりたいっ!と黄金で塗るのもよし、昔友達と大げんかしたからと真っ赤に塗りたくるのもよし、音楽が好きだから音符を彫ってもよしと1人1人全く違った塔が出来上がっていきました。形も色も本家と全然違いますが、細長い体のてっぺんに丸い顔と左右に突起物があると不思議と太陽の塔が連想されますね。

自分自身を色や形で表現することは、大人でも中々難しいのではないでしょうか?子供達の作品を見ながら、どういった気持ちが込められているのか思いを馳せてみてくださいね。



 

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