学生クラスのそれぞれ




大竹です。本日は学生クラスの作品をご紹介させて頂きます。

ナツキ(左上・パステル)・・・新しく趣味を始めようと、高校1年生時にパステルを訪れました。デッサンから油彩、色鉛筆など様々な画材に挑戦し、3年生になってからは入試に向けて自己アピールのためのポートフォリオ作りとして、これまで制作した作品を編集しました。趣味として初めた制作がそのままポートフォリオ作りに活かされてラッキーでした。無事入学も決まり、今度は特待生枠を得るための準備を始めるため先月で退会しました。猫のパステル画は最後の作品です。写真を元に制作しましたが、猫のふんわりとした毛並み、窓から入る柔らかな自然光などパステルの風合いを活かして見事に表現しています。クレヨンよりも柔らかく、色鉛筆よりもしっかりと色がのるパステルはこうした動物画にもぴったりですね。
新しい環境でも頑張ってください!応援しています。

マホ(左下・和紙とアクリル)・・・普段は学校の課題を制作しに通っていますが、一時期は手が空いた為立体物に挑戦する事にしました。紙粘土で原型を作り、新聞紙と和紙を貼り付けていき、途中で中の紙粘土を抜いたらまた和紙を貼り付け…と3ヶ月の時間をかけて完成しました。ニスで仕上げたのでぱっと見は陶器の置物の様です。帽子は後付けでくっつけています。
原型の紙粘土の時点でもフィギュアとしてこのまま色を塗っていっても見栄えのする出来栄えでしたが、張り子にしてよかったですね!原型から色ぬりまでの丁寧な仕事ぶりは、学校でよく制作物が参考作品になる彼女の制作姿勢が垣間見えた様に思います。

ミサキ(右・鉛筆デッサン)・・・「道具を使う手」を題にアトリエにあるトイレスタンプを選択して描いていきました。まだトイレの陶器の描き込みが甘く弱々しい・人差し指が小さすぎ、スタンプのデッサンの狂いなどはありますが手前から奥へ向かうスタンプの構図に工夫が見られます。一番メインとなる部分を決め、それを目立たせるための演出の工夫と、色が中間色でまとまってしまっているので、より黒い色を使うなど鉛筆の色の幅を増やしていけると良いですね。
発想や課題の意図を汲む力は悪くありませんので、それに技術が追いついていって欲しいと思います。これからも特訓・練習を積み重ねていって欲しいですね。







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