川崎市美術展 入選者紹介!
かんな(中一) とうや(高1)
大竹です。現在開催中の川崎市美術展の入選作品展ですが、入選者も2人出ています。初参加ながら入賞2人に入選も2人とは!みんなすごいよ!おめでとう!!来年は目指せ入賞!!!
かんな・・・実はパステルの小学生クラス最初の生徒。もりもりにジェッソを乗せた画面に神経の様に広がる大きな樹は彼女の世の中への興味や関心が表れているのでしょうか。制作中はピータードイグの作品を参考にした。寒そうな色合いなのにどこか温かみを感じる不思議な雰囲気を持つ。
とうや・・・頭のイメージを出力する技術がまだ伴っていないが、AIという最新の技術とキャンバスに油絵というアナログな古典技法の対比がユニーク。キリコを思わせるシュールで暗い画面は磨かれる前の原石か?基礎を固めて是非来年もチャレンジして貰いたい!
※1月15日、19日は休室
入賞作品展(全部門) 2024年1月20日(土)~1月27日(土)
【時間】9:30~17:00(最終入場16:30) ※最終日1月27日(土)は16:00まで(最終入場15:30)
【場所】ミューザ川崎シンフォニーホール 4階 企画展示室
【料金】無料
上段左から リンカ ソラ ハルナ
下段左から コトミ ココネ(全員中1)
こちらは入選外でしたが、学生クラスでは1番時間をかけて制作した作品となり、良い経験となったのではないでしょうか。
リンカ・・・こだわりが強く描きたいものもハッキリしているが、手が遅く手数不足な印象。今年は早めに取り組み入賞を狙いたいところ。美しいグラデーションを作る事への情熱があり、それに上手く噛み合ったテーマを選択できればもっと面白い絵が見られそう。
ソラ・・・ここまで描き尽くして選外なのは作者に落ち度はなく、完全に私の力不足であり申し訳ない。来年はソラには余計な口は出さず自由に描いてもらい、口出しはクオリティーを上げる事のみにさせて頂こうと思います。最近はデッサンの調子がいいので、次回は基礎をしっかりと固めて挑みたいところ。
ハルナ・・・彼女の心情を盛り込んだ作品。描き終わった後に「いじめ防止ポスターになったね?」と話しましたが、制作期間は友人関係でバトルを繰り広げていた頃なのである意味合ってるのかも?話を聞いていると「他の子がなんか言ってきてムカつくけど私悪くないし?知らなーい!」と割と強かに生きている様です。
コトミ・・・アイディアは等身大の中学生らしさがあり面白かったが市美術展の傾向にはそぐわなかったか?真面目な先輩の多い土曜クラスに移ってからは制作も順調に進んでいるので、また来年に期待したいところ。次は逆に底抜けに明るいおちゃらけた絵でもどうでしょうか、コトさん。
ココネ・・・制作中に描くものが二転三転し、最後は飽きて中途半端に終わらせたのを見抜かれたのでしょう。もっと打ち込んでいれば入賞も合っただろうに勿体無く悔しい。毎回ヤル気の無さに私がキレてもヘラヘラしているので、もういっそ自由にさせた方が良いのでしょうか?(私の精神衛生的にも)悩み中。
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