幼児クラスの木版リトグラフ




大竹です。幼児クラスの木版リトグラフ制作が終わりましたので、印刷の様子をご紹介させて頂きます。
印刷前にもう一度線を油性のマーカーでなぞり、濡らした付近で余分なアラビアゴムを拭き取ります。かなりゴシゴシ擦らないといけないので、子供達には力を振り絞って貰いました。



板にたっぷり水を塗り、いよいよローラーでインクを着けていきます。こちらもローラーを押し込む様に力を込めなければいけないので、二人羽織でインクを塗りつけていきました。版画初体験の子も多く、ここからどうなくかワクワクドキドキです。


紙に版を置いたら、これまた力一杯バレンでこすります。力を込めすぎで、いくつかのバレンが破壊されてしまうほど。子供達の秘めたるパワーにはいつも驚かされますが、バレンがないので足踏みに変更。バレンがわりに足で板をこすり印刷していく姿はまるでダンスしているかのよう…。

そしてゆーっくり紙から版を剥がせば…バッチリ印刷されています!プレス機が無くともこの印刷力!3週間に渡る大制作でした。ちなみに今回の絵のテーマは「オリジナルの生き物」色々な要素を組み合わせたキメラのような生き物たちが勢ぞろいしました。意外と力作業の連続で子供も講師もヘトヘトでしたが、また来年も挑戦したいですね!


 


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