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9月, 2020の投稿を表示しています

やりたい事を伝える

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  現在小学生クラスでは将来やってみたいこと・行ってみたい場所などをテーマに絵・紙粘土の制作をしていますが、この最初に何をやりたいかが直ぐに出てくる子と、中々思い浮かばない子がいます。写真のリクトさん(3年)とリツカさん(1年)はカリキュラム説明後直ぐにアイディアが浮かんだ二人でした。二人とも制作を楽しみ、また自信を持って取り組む姿が見受けられます。なかなか思い浮かばない時は、自分の意見に自信がなく、自分の考えを他人に言うのが少し恥ずかしいようです。(また講師自身がまだ子供に信用されていないのもあるかと思います。)自分に自信を持つという事は我々大人でも難しい事ですが、日々のコミニュケーションを通じて子供達の感情と変化を良い方向へ導いて行けたらと思います。好きな歌や漫画、芸能人でも良いのでしょう。些細な意見でも肯定し受け入れる事で、それらが積み重なってやがて自分の内面を恐れずに出していけるでしょう。(もちろん、なんでもかんでも肯定するのではなく、悪い事ならダメだとしっかり否定しますよ!)

鳥居の先には

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長沼さん 油彩 大竹です。今回ご紹介させて頂くのは長沼さんの油彩作品です。 明治神宮の鳥居の写真を参考にしながら制作されました。見る人を鳥居の奥へと飲み込むような迫力は、画面の下半分を大胆に暗く落とし、鳥居とその上に続く空の明るさを引き立てているからなのでしょう。その暗さの中もただ黒を置くのではなく、様々な色を幾重にも重ねることで深みのある暗さを作り出しています。うねるような空模様は神々しさもありつつ、この先に祀られている天皇への畏怖のようなものを感じさせます。木々の隙間から覗く空の光は火の粉の様にも見えて面白い表情をしていますね。周りの木々が揺らぐ様なタッチで描かれているのに対し、メインの鳥居はしっかりと重みと存在感を感じられる描写になっています。下から見上げる構図も、見る人の視線を自然と上へと導いてくれます。 いつも沢山の絵を同時進行で進めていくパワフルな長沼さん、現在も4枚の絵を同時に進めながら製作されています(!)また、パースの勉強にとご自身が撮られてた風景の写真をスケッチブックに模写し勉強されています。こうした勉強積み重ねは、直ぐに作品に現れるというよりも、製作をしている内にあの時勉強した事ってこの事だ!という様な気づきに現れると思います。絵以外にも言えそうな事ですね。 次回作もお楽しみに!

肉食と草食

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大竹です。幼児クラスでは動物をテーマにゾウのお絵かきとペンギン・馬の紙工作をしました。導入で草食動物と肉食動物の違いについて説明した後、(ライオンさんはお肉を食べるから肉食、うさぎさんは葉っぱや人参を食べるから草食など)じゃあゾウさんは肉食?草食?ペンギンさんは何を食べるのかな?人間は野菜もお肉も食べるけど、どっちなんだろう?といった話をしました。まずは水浴びしているゾウさんをクレヨンで描いていきます。ゾウさんは体も大きいので、それを支える足も太くどっしりと描いていきます。途中ゾウさんはうんちもすごく大きいけど草しか食べないからあんまり臭くないし、うんちから紙も作れるんだよと話すとえー!?嘘!?と驚きの声が。ネットで画像を検索しその場で見せたらみんなウンチまで描いてくれました。ちなみに、タイにはブラック・アイボリーというゾウのフンから作られるコーヒー豆があるそうですよ!(なんだかうんちの話ばかりになってしまいました。) ゾウさんを描き終えたら紙工作です!今回は正方形の白と黒の紙からペンギンと、一枚の茶色い画用紙から馬を作りました。ペンギンは円錐の形にするのが少し難しいですが、それさえできてしまえばあとは二枚重ねれば簡単にペンギンが出来上がります。馬の方も一枚の紙から作り、四足で自立することが出来ます。馬は色を変えればシマウマやキリンも作れるので、たくさん作れば動物園が出来そうですね!  

あと少し…

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金曜日小学生クラスもようやく神社の色ぬりに入れそうです。口よりも手を動かす!今日でもう線描きは終わり!!とビシビシと尻を叩かれながら80分間でしっかり描いていました。神社が終わっている子は紙粘土をこねています。紙粘土に絵の具を混ぜて先に着色作戦は良い感じです。

食べて走ってゴールして

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大竹です。幼児クラスでは人の体を描く練習として、晩御飯を食べているところ・運動会で走っているところを描きました。先ず夕飯を食べる絵では、好きな夕飯を挙げてもらい、それを描いていきました。食べる真似をしてポーズを取り、それを鏡で見て腕がどうなっているのかを確認します。スプーンやフォークを持つ腕はVの形になっているね、じゃあもう片方の腕はどうかな?というように導きながら進めていきました。ちなみに、食べているものは左からたらこスパゲッティ、シチュー、コロッケと餃子です。 そして食後の運動です。立っているときは体は真っ直ぐですが、走っているときは少し前のめりになるので体は斜めになります。この斜めを描くのが幼児には少し難しく、目の前でお手本を描きながらゆっくり描いていきました。足や腕も片方が前に出ていたら、もう片方は後ろにいっているので、それらもしっかり描いていきます。ゴールしてるところを描きたい!という声がありましたので、最後にゴールテープを描き足して1位でゴールしているところになりました。動きのあるポーズはこれからも練習していきたいと思います!

カバンを持ってお出かけ♩

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大竹です。幼児クラスではカバンをテーマにお絵かきと工作をしました。先ずはお絵かきでカバンを持って買い物をしている自分を描きます。カバンを持つ時の腕はどうなってるかな?真っ直ぐだと変だし、カバンが落ちちゃうよね、というような話をしながら描き進めていきます。一番難しいのが持ち手の部分で、腕に引っ掛けた時に片方の紐は見えて、片方は腕に隠れている、という風に描くのが幼児達には難しく、持ち手を両方腕の上に描いてしまう事が多いです。今回はみんな間違える事なく上手に描く事ができましたね! そしてお絵かきが終わったらカバン作りです。画用紙を半分に折り、側面を穴あけパンチで穴を開けて裁縫の要領で毛糸を通していきます。針を使わない毛糸の裁縫なので幼児でも安心です。今回は波縫いで仕上げました。 縫い終わったらカバンに絵を描き、持ち手の紐を通して完成です。早く終わった子はカバンに入れるお財布とお札も作りました。みんなはカバンに何を入れるのかな?

後ろ姿のシマウマたち

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長沼 油彩 大竹です。暑い日が続きますね。アトリエもクーラーに扇風機とダブルで稼働して冷やしております。 さて、今回ご紹介させて頂くのは長沼さんの油彩の作品です。シマウマが草を食べているところを後ろからのアングルで描いています。作者曰く「シマウマのお尻が描きたい!!」との事で描き始められたそうですが、それがよく伝わってくる画面ですね。シマウマのボリュームのあるお尻や太もものラインがよく観察されて描かれています。 様々な色が見え隠れしている背景はペインティングナイフや筆で跡を残すように仕上げています。こうした表情は油彩ならではですね。地面もリアルに描写するのではなく、手前の草を黒いシルエットで描く事により絵の全体を引き締めると共に手前と奥の関係を作り出しています。 シマウマの色にも注目してみますと、縞の模様もただ黒で塗るのではなく、少し赤みを感じさせます。白い部分も黄色やグレー、青といった様々な色が使われることによりシマウマの重み、背景とのバランスが上手く取れていますね。長沼さん自身が楽しみながら描かれた事がよく伝わってくる作品だと思います。

小学生クラス新設のお知らせ

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アトリエパステルの小学生クラスは月曜・金曜日クラスが御座いますが、皆様のおかげで両日ともにまもなく満員という状況となりました!ありがとうございます。 それに伴い、新たに土曜日に小学生クラスを開講したいと思います。 ・土曜クラス 16:00~17:20(80分) 9月12日より授業を開始いたします。 無料体験の事前予約も受け付けておりますので、ご希望の方はご連絡ください。 また現在在籍されている生徒さんで、曜日の変更を希望される場合もご相談ください。 ・お申し込みの流れ ⒈まずは無料体験授業へ申し込み下さい。      お電話またはメールにて希望するクラス、曜日、お名前、電話番号をお伝えください。      電話番号                   044-712-3565      メールアドレス   atelierpastel0919@gmail.com 2.無料体験授業!        体験授業の内容は その時のカリキュラムにより変わります。       必要なものはこちらでご用意させていただくので持ち物は不要です。   (絵の具等使用する場合がありますので、汚れても良い格好でお越しください。) 3.体験授業後・・・       入会を希望される場合は改めてご連絡ください。その際に次週から必要な持ち物等をお伝え致します。 お待ちしております!