好きなものを強みに

コウタロウ 油彩 中1 大竹です。土曜学生クラスでは私の推しで油彩期間となっていましたが、1人完成しました。 コウタロウさんは川崎総合の受験対策のため通い始めてデッサンに取り組んでおりましたが、少し息抜きにと油彩を勧めました。車の写真を見ながら描いていましたが、好きなものだとやはり良くかけますね。逆に、山の色を塗っていた時は「色が汚い!うんこか?!土砂崩れか?!」と描き直しを要求したり、「草むらがのっぺりしすぎ!もっと描き込む!色を乗せる!」とビシビシ口出ししましたが、まだ中1の素直なコウタロウさんは文句も言わず素直に聞き入れて修正してくれました。まだ形が甘いところはありますが、空の青や山の緑など、自然物の柔らかい色合いと、街や車といった人工物の無機質な色が対比となりバランスの良い画面になっています。変に気取ったりせず、見たものを素直に描いており誰が見ても好感を持つような作品になっています。 好きなものが多ければ多いほど、それらを描く時も愛情を持って描くことが出来ます。自分が何が好きで何が嫌いか、何が得意で何が苦手かをよく知る事は美術以外でも大切になってくると私は思います。コウタロウさんも、好きなものはとことん好きになって突き詰めていってくださいね!