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ポチャンと落ちる

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  学生クラス 中1〜2 大竹です。学生クラスには4月から新中1が加わり、以前よりも賑やかになっております。最初の授業では、慣れるのも兼ねて小学生クラスの内容を先取りしました。無色透明な水を水彩絵の具を使って表現する描き方を学びました。上からポチャンと落ちてきた雫が水面に波紋を作っています。透明感を出すには、ベースに薄い色を入れ、形の際に濃い色をピリッと入れるのがコツ。青色だけでなく、暖色系の色も差し入れて豊かな画面にしています。この中に1枚講師の見本が混ざっていますが、パッと見どれなのかわからないほどよく描けていますね。 次回はこれをさらに応用し、動きのある水をテーマにした水彩がも制作していきます。1人1人違った仕上がりになるかと思いますので、お楽しみに!

幼児クラスの木版リトグラフ

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大竹です。幼児クラスの木版リトグラフ制作が終わりましたので、印刷の様子をご紹介させて頂きます。 印刷前にもう一度線を油性のマーカーでなぞり、濡らした付近で余分なアラビアゴムを拭き取ります。かなりゴシゴシ擦らないといけないので、子供達には力を振り絞って貰いました。 板にたっぷり水を塗り、いよいよローラーでインクを着けていきます。こちらもローラーを押し込む様に力を込めなければいけないので、二人羽織でインクを塗りつけていきました。版画初体験の子も多く、ここからどうなくかワクワクドキドキです。 紙に版を置いたら、これまた力一杯バレンでこすります。力を込めすぎで、いくつかのバレンが破壊されてしまうほど。子供達の秘めたるパワーにはいつも驚かされますが、バレンがないので足踏みに変更。バレンがわりに足で板をこすり印刷していく姿はまるでダンスしているかのよう…。 そしてゆーっくり紙から版を剥がせば…バッチリ印刷されています!プレス機が無くともこの印刷力!3週間に渡る大制作でした。ちなみに今回の絵のテーマは「オリジナルの生き物」色々な要素を組み合わせたキメラのような生き物たちが勢ぞろいしました。意外と力作業の連続で子供も講師もヘトヘトでしたが、また来年も挑戦したいですね!  

暗い空に浮かぶシルエット

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永瀬 油彩 大竹です。本日ご紹介させて頂くのは、永瀬さんの油彩作品です。佐賀県にある唐津湾のブルーアワーを描かれています。この画面の左側には唐津城が建っているそうで、お城ではなくあえて無人島(左側が鳥島・右側が高島・真ん中奥にうっすら見える平たい島が神集島というそうです)の方へ目を向けているところが永瀬さんらしいチョイスですね。無人島と左の灯りが点いている有人の家屋も対比されているのでしょうか。 暗い空の奥はぼんやりと明るく、無人島のシルエットを浮かび上がらせています。暗い空は幾重にも色を重ねて濃さを出しているので、黒に近い色ながら青や緑といった色彩を感じさせます。海の方にはうっすら紫を入れたことで、空とはまた違った色の魅力がありますね。暗い風景は、いかに暗い部分に魅力を作れるかがポイントとなっていきます。下地作りから色作りを楽しんで作られている永瀬さんの、偶然と計画性が絶妙なバランスで作品を彩っているようです。 ご自身の印象に残った光景を出力して描かれているので、作者が見て感じた風景を、作品を通じてそのまま感じ取ることができます。下地に砂のマチエール材を混ぜ込んであるので、それらがノイズの粒子の様にも見えてきますね。昔の写真の様にも思えるのは、このマチエールの効果なのでしょう。永瀬さんの画題とも相性の良い材料ですね。 次の作品ではどんな風景を見せてくれるのでしょうか。楽しみにしております。

お魚が1匹、2匹、3匹…

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大竹です。幼児クラスでは、切り込みを入れた工作をテーマにうねうね泳ぐお魚を制作しました。まず長方形の画用紙から正方形(折り紙のかたち)を取る方法を学び、実践。「大きいおりがみができた!あまった紙でもっと作ってもいい?」と切れ端からもどんどん作っていきました。一番大きい紙から魚を作り、背中から尾に向けて細かく切れ込みを入れる事で上下にうねるようになります。当初は1匹のみの制作予定でしたが、「せっかく小さい折り紙も作ったから、小さいお魚も作りたい!」と、急遽小さく切った紙でも小魚を作り、お魚の親子が出来上がりました♪   また、それと並行して幼児クラスでも木版リトグラフの制作を進めていきました。幼児クラスは「見たこともないふしぎな生き物」をテーマに、オリジナルの生き物を描いていっています。刷りあがるのをお楽しみに!

イグアナとモリス

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柳谷さん アクリル・ミリペン・水性ペン等 大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、大人クラスの柳谷さんの作品です。こちらは白のアクリルを下地に、ミリペンでイグアナを描き、水性のペンで着彩されています。上下の飾り枠の花はウィリアム・モリスの花柄や、アール・ヌーヴォーの自然をモチーフとした曲線を思わせます。 イグアナの細かい鱗のような模様を、1つ1つミリペンで描いています。気の遠くなる様な作業でしたが、ご自宅にも持ち帰って制作されていました。柳谷さんはどの制作も楽しんで取り組まれていますので、きっと苦行に感じないのでしょう(多分…)。点描の密度を変えて立体感を出し、更に上から水性ペンで陰影を加えて(水性のアクリルが地になっているので、布キャンバスにも水性ペンが乗るようになります)イグアナの皮膚の厚さや重さを表現しています。少し眠たげにも見える表情が愛らしく、普段あまり目にすることのないイグアナの魅力を伝えてくれる1枚です。 日々色々な画材を購入されては実験し、様々な表現を探求されているその姿勢は、美術系の人間全員が学ぶべきものですね。私にも爪の垢を分けて貰いたく思います。 イグアナという渋いチョイスと、モリス的な装飾で上下に枠を作るアイデアが面白いですね!今回は四角いキャンバスで制作されていましたが、丸いキャンバスで制作するのも合いそうです。

積み重ねの岩壁

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  長沼 油彩 大竹です。今回ご紹介させて頂くのは長沼さんの油彩作品です。この天にも昇る岩壁の圧巻の光景は、山形県の瓜割石庭公園です。30mの岩壁に囲まれた場所は、音の反響の良さからなんとライブ会場にされる事もあるそうです。そう思うと、岩肌達の表情も活気に満ちている様にも見えてきますね。 左上の手前に見切れている崖はパレットナイフでたっぷりと絵の具を乗せてマチエールを効かせ、ヤスリのようにざらざらとしています。この部分がほぼ目の前にあるかのように感じられるので、より奥に聳え立つ岩壁が大きく、迫力あるものに見える構図となっています。真ん中に立つ観光客と比較すると、よりその大きさが実感できるでしょう。 何百、何千、ひょっとしたら何万年の積み重ねからできた地層の色合いを、油彩の奥行きある風合いで表現しています。何層も色を重ね、深みと重みを出す事ができる油絵ならではの色合いですね。崖の上から染み出した様に縦模様に色が変化しており、そこに走る横線は恐らく人の手によって石が切り出された跡なのでしょう。赤〜黄色の強く鮮やかな色合いは蓄積されたエネルギーを内包しているかのようです。この岩壁の存在感をより重く印象付けるために、ハッキリとした色を使っているのでしょう。しかし、力が強すぎると圧迫感を与えてしまう場合もあります。それを和らげるため、空は絵の具を乗せすぎないようフラットに仕上げられています。青空も切り取られたパズルのピースの様にも見えてきますね。空さえ小さな破片に見える光景が面白いです。 また細かい部分ですが、周りに生い茂る草木の種類もしっかりと観察し、描かれています。隅々まで手を抜かず制作されていますね。手前〜中間は明るく、奥は暗く作ることで、広い画面にもメリハリを与えてくれています。 ちなみに、この石切場から切り出された石材で作られたのが旧高畠鉄道高畠駅舎だそうです。壁の色が石切場と一緒ですね!何万年もの積み重ねで作られたこの岩を、人はツルハシで切り崩していったのですから、両者とも凄まじいパワーです。遠い地球の月日と、人類の発展に思いを馳せてしまう1枚ですね。

宇宙でポーズをキメよう!

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大竹です。幼児クラスでは、宇宙をテーマに絵画&工作を行いました。宇宙にある太陽や地球、土星や彗星、果ての星といった様々なものを黒い画用紙いっぱいに描いていきます。太陽は特に大きいので、端っこで見切れさせてその大きさを表現しています。大きい紙でしたので塗りつぶすのも一苦労ですした。中には隕石も見受けられ、非常に賑やかな宇宙となりました。 宇宙が出来上がったら、宇宙飛行士になった自分を作っていきます。ヘルメットの中に顔を描き、体をパーツごとに切っていきます。ハサミの使い方もみんなバッチリ!体と手足のパーツが出来たら、画用紙の上に乗せどんなポーズにするか考えます。ジャンプ?寝てる?バンザイ?ポーズが決まったらノリで貼って完成です☆ みんなが大人になる頃には、軌道エレベーターで気軽に宇宙に行けるようになっているのかな?未来が楽しみですね。