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どこに飛んで行こうかな?

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大竹です。幼児クラスの絵画制作では気球に乗った絵と水浴びをしているゾウを描きました。 制作前にカラフルな気球が沢山飛んでいる写真を見せ、「自分だったらどんな気球に乗りたいかな?」と考えてから描き始めました。丸いバルーンを描いたら下に人が乗るカゴを描き、ワイヤーで繋いで落っこちないようにします。バルーンの色や模様は好きなように塗っていますが、これまた個性的で面白い気球がいっぱいになりました!並べると壮観ですね。 気球に乗ったらどんなものが見えるかな?ワクワクしてきますね! 10分お絵かきの方では水浴びをするゾウの絵を描きました。大きな体と太い足、お腹はしっかり空けてバランスを取って描いていきます。水浴びというよりも消火の放水の様な勢いのある水しぶきになっているのもまた微笑ましいですね。表情も穏やかでなんとも愛らしいです。 来月の制作もどんなものを見せてくれるのか楽しみですね。  

学生クラスのそれぞれ

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大竹です。本日は学生クラスの作品をご紹介させて頂きます。 ナツキ(左上・パステル)・・・新しく趣味を始めようと、高校1年生時にパステルを訪れました。デッサンから油彩、色鉛筆など様々な画材に挑戦し、3年生になってからは入試に向けて自己アピールのためのポートフォリオ作りとして、これまで制作した作品を編集しました。趣味として初めた制作がそのままポートフォリオ作りに活かされてラッキーでした。無事入学も決まり、今度は特待生枠を得るための準備を始めるため先月で退会しました。猫のパステル画は最後の作品です。写真を元に制作しましたが、猫のふんわりとした毛並み、窓から入る柔らかな自然光などパステルの風合いを活かして見事に表現しています。クレヨンよりも柔らかく、色鉛筆よりもしっかりと色がのるパステルはこうした動物画にもぴったりですね。 新しい環境でも頑張ってください!応援しています。 マホ(左下・和紙とアクリル)・・・普段は学校の課題を制作しに通っていますが、一時期は手が空いた為立体物に挑戦する事にしました。紙粘土で原型を作り、新聞紙と和紙を貼り付けていき、途中で中の紙粘土を抜いたらまた和紙を貼り付け…と3ヶ月の時間をかけて完成しました。ニスで仕上げたのでぱっと見は陶器の置物の様です。帽子は後付けでくっつけています。 原型の紙粘土の時点でもフィギュアとしてこのまま色を塗っていっても見栄えのする出来栄えでしたが、張り子にしてよかったですね!原型から色ぬりまでの丁寧な仕事ぶりは、学校でよく制作物が参考作品になる彼女の制作姿勢が垣間見えた様に思います。 ミサキ(右・鉛筆デッサン)・・・「道具を使う手」を題にアトリエにあるトイレスタンプを選択して描いていきました。まだトイレの陶器の描き込みが甘く弱々しい・人差し指が小さすぎ、スタンプのデッサンの狂いなどはありますが手前から奥へ向かうスタンプの構図に工夫が見られます。一番メインとなる部分を決め、それを目立たせるための演出の工夫と、色が中間色でまとまってしまっているので、より黒い色を使うなど鉛筆の色の幅を増やしていけると良いですね。 発想や課題の意図を汲む力は悪くありませんので、それに技術が追いついていって欲しいと思います。これからも特訓・練習を積み重ねていって欲しいですね。

小学生油彩2022!part3

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  大竹です。日が落ちるのが早くなってきましたね。いよいよ今年も終盤だと思うとなんだかもの寂しくなってきますね。 さて、今回は3年性の油彩作品をご紹介させて頂きます。 はるみ(左上・3年)  昨年の油彩 は海へと続く小道の風景でしたが、その続きのような場面ですね(服装が同じだから本当に続きの場面かな?)。奥へと続く岩の道と、その上を歩くお父さんとはるみさんが描かれています。昨年と比べ、色使いが落ち着いたように思えます。ばちばちっとした明るい色から、少し鈍い色でまとまっているので大人っぽい色合いになりましたね。ああはるみさんも成長して大人になってしまうのか…とこっそり寂しく思っておりましたが、手前の砂浜の塗りは(途中で飽きてしまい)海と比べて適当になっているあたり、ああまだ3年生らしさが残っていた!と内心ホッとしたりしておりました。笑 その適当に選び、塗られた色合いもなんとも言えぬ魅力に満ちているのですから、大人からすると羨ましい限りです。 父親について行くはるみさんの背中からは海への高揚感、ウキウキしている様子が顔が見えなくとも伝わって来るようです。場所は存じませんが、私は見ているとなんだか江ノ島に行きたくなってきてしまいます。 あん(右上・3年) その特徴的な丸い屋根の骨組みから、広島の原爆ドームである事が直ぐに分かります。手前には鮮やかな花畑が広がっており、建物の人工物と花の自然物・広島を焦土にした戦争の傷跡と再生した自然、といった対比があり、本人が意図して選んだのかは分かりませんがメッセージ性の強い題材であるでしょう。 焼け焦げ、朽ちかけている建物の色づくりは大人顔負けですね。薄汚れたレンガや古びた石壁の質感がよく表現されています。油絵はこうした汚れを描くのに向いている画材でありますので、モチーフとしても相性が良かったですね。手間の花々も最初は単調な赤でしたが、途中から光が当たって明るい部分や影になっている部分の色を加えていっています。元の写真が花を細かく描くには難しい写りでしたが、細かく描かずに色の塊で描かれた事でメインとなる原爆ドームはより引き立つ様になっています。 本人はまだ3年生ながら、時折既に人生を1周した大人の様な落ち着きを見せる事があり、将来自身が描いたこの絵を見た時にどう思うのかとても気になります。高校生くらいになったら是非コメントが欲...

小学生油彩2022!part2

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大竹です。引き続き小学生の油絵のご紹介をさせていただきます。今回は全て3年生の作品です!低学年と高学年の境目である3年生は、技術の向上の兆しが見えてきています。4年5年と学年が上がる毎に、その実力がさらにアップしていく事でしょう。しかしそれは、幼い頃にしか描けないであろう自由な線や色使いが失われていく事でもあります。今の内にしか見られない子供特有の魅力的な作品をお楽しみ下さい。 なゆ(上段左・3年)映画インディ・ジョーンズの舞台でも有名なヨルダンのペトラ遺跡を描いています。切り立つ岩壁を削って作られた遺跡の色を表現する為、赤茶色系の色をふんだんに使っていきました。その色の風合いがなんとも味わい深く、また無機物の建物から愛らしさの様なものさえ感じられます。地面は白で塗られているのも遺跡の茶色と相まってすごくおしゃれですね!こちらを向いて写っている赤い服の人が真ん中に入れられた構図も大胆で面白いです。(幽霊がこちらを見つめている様にも見えるちょいホラーっぽいのも…笑)細部はクレヨンを使用しましたが、油絵の具によってできた凹凸にクレヨンが引っかかる事でできた掠れた線もまた絵にマッチしていて、選んだ題材も油絵にぴったりでしたね。しかし、小3にして遺跡に魅力を感じるとは…シブい!なゆさん、中高生になったら廃墟も好きになりそうだなあ。 しおん(上段真ん中・3年)海岸を歩く幼い頃の自分の写真を元に制作しています。エメラルドグリーンの海と赤い服の対比がいいですね〜。向こうへ歩く姿も、まだ足取りがおぼつかない小さな子供の動きまで見えてくる様です。影の形も良く観察して描いけていますね。波が寄せてくる様子や、海の浅い部分と深い部分を色の濃淡で表現されており、見ていると優しい波の音が聞こえてくるようです。空の大きな雲も上は光が当たり明るくなり、下は影でグレーになっているので立体感もバッチリです。何より画面全体に濁った色がないのが素晴らしいですね。色の塗り方から作者の丁寧な制作が感じられます。普段は黙々と職人の様に制作に向かっている為、かなり大人っぽく見えています。(この記事を書いている今もまだ3年生だった!と毎回驚いてしまいます)作品からも、小学3年生らしい子供らしさを残しつつも、普段あまり口に出さない事を色々考えているんだろうなあと感じます。 こはる(上段右・3年)・・・岡本太郎の母の塔...

小学生油彩2022!part1

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大竹です。久しぶりのブログ更新では、小学生クラスの油絵をご紹介させて頂きたいと思います。先ずは低学年の子たちの作品です。こうして見ると動物モチーフは人気ですね!学年が上がるにつれ、風景モチーフを選択する子が増えていく印象があります。 りあな(1年/上段左から2枚目)・・・幼児クラスからパステルに通い、今年から小学生クラスデビューしました。初めての油絵ですが、慣れない絵の具にも臆さず積極的に制作に取り組んでいました。体の毛が真っ白い猫でしたが、白のベタ塗りにせずクリーム色や薄い青色を使い単調にならない様工夫しています。1年生ながら、持ってきた写真をよくみながら色を選んで描いていきました。暖かく柔らかい毛の感触が見る人に伝わってきますね。猫の顔もとても愛らしい表情で描けています。作者も愛され上手のおしゃべりさんなので、授業中も上の先輩に可愛がられています。絵も本人も周囲を明るく穏やかにしてくれるでしょう。 はる(1年/上段右から2枚目)・・・りあなさんと同じく幼児クラスからパステルに通い、その頃から大人も目を見張る観察力を見せていたはるさんの初の油彩作品です。「小学生に油絵なんて、早いんじゃないの?」と思っている大人もはるさんのこの絵を見れば閉口してしまう事でしょう。恐竜の化石の博物館の写真を見ながら制作しています。 骨の起伏による細かな色の変化を追い、その色を活かす為に背景は鮮やかな青色にしています。骨の形も良く描けており、顔を画面に大きく配置したので迫力も満点ですね。恐竜ではなく、恐竜の骨というチョイスにもセンスが光ります。これからもその目の良さを活かして技術を磨いていって欲しいと思います。 りず(2年/下段右) 前作も最後まで集中力を切らさずに描き切ったりずさんですが、今回は難しい夜景に挑戦していました。黒い空や海も単調にならない様に青や赤を入れて油彩らしい表情を作っています。花火に照らされた橋にも鮮やかな色を入れているので、夜空に浮かぶシルエットとしても美しいですね。メインとなる花火は油絵とクレヨンを使い力強く描かれています。色とりどりの花火は見る人に夏のワクワク感を思い起こさせるでしょう。やはり小学生の大胆な形と色彩にクレヨンはぴったりですね。水面の反射光にも同じくクレヨンを使用しています。これからも難しい題材にも臆さずチャレンジしていって欲しいと思います。 ...

空間と花

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 大竹です。今回ご紹介させて頂くのは大人クラスの永瀬さんの油彩作品です。 Mキャンバスを使用した縦長の構図が印象的ですね。上半分は大きく空けているので、奥まで広く続く空間を感じさせます。今回も下地のマチエールをしっかりと作っており、廃墟の壁の様な質感があり面白いですね。絵の具で凹凸を作り、さらに上から乾いた筆でこすりつける様に絵の具を塗る事で、凹凸の溝に絵の具が溜まり独特なマチエールが作られます。それにより何ない空間ながらも、どこか退廃的な雰囲気を纏っていますね。 俯いて座る女性の足元には、ぼんやりと発光しているかの様な花が散らばっています。この女性は裸足の様ですね。どことなく死者を感じさせる雰囲気も、そこからきているのでしょうか。画像からでは見えにくいですが、画面右側には細く枯れた木の枝が描かれています、地面の花たちはそこからこぼれ落ちたものなのでしょうか。女性にとって、その花たちはどういったものだったのでしょう。枯れる事なく美しいまま足元に散らばる花々を、拾うでもなく踏みつけるでもなく俯くかの様に見つめ、何か思案しているようです。 モチーフ1つ1つから色々な物語を想像できそうです。皆様はこの女性から何を感じられるのでしょうか?

油彩進捗その2

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大竹です。小学生クラスの油彩の進捗状況をお伝えさせていただきます。 下の画像は9月までかかりそうなじっくりタイプの子の作品。五年生の女の子の作品です。神社の鳥居と、その奥に見える建物を描いていますが、少しずつ色味を変えて描いていっているので離れてみるとなかなか渋くて味のある風合いになっています。本人も勉強好きな知識欲に溢れた子ですので、日々色々なものを吸収していっているのでしょう。 ちなみに、毎年人気の題材は動物ですが、神社も何気に多いように思います。( 去年の神社を題材にした油彩作品 ) そしてお次は来週にはもう完成しそうな子の作品。岡本太郎の母の塔ですね。作者は三年生の女の子です。塔のグレーの色もベタ塗りではなく少しずつ色を変え、空も同じ色の部分がないくらいバリエーション豊富に塗っております。空のうねりもなんだか太郎チックな筆跡に見えてきますね。岡本太郎の作品も毎年1人は必ず題材にしている子がいます。(昨年は 乙女の像を描いている子 がいました)世代を超えて子供の心までも惹きつける太郎の偉大さを、毎年しみじみと感じております。